コンビニ業界で有名になったPBブランド。

セブンイレブン、ローソン、イオン、西友など、
大手流通が次々とPB構想を立ち上げていく中で、レンタカー業界も例外ではない。

レンタカーはこれまで、
トヨタや日産などのメーカー系や、ニッポンやジャパレンなどの大手の不可侵地帯であった。

扱うレンタカーは全て新車を卸したもの。

これがレンタル料金に反映され、割と高めの料金設定であった。

ところが、
そもそもレンタカーは「新車」でないといけないのか?

「新車じゃないとやっぱりお客さんも嫌だろう・・・」

そんなものは勝手な企業側のエゴではないだろうか?


そこで登場したのが、中古車を利用した格安レンタカーである。

■ニコニコレンタカー(株式会社レンタス)
http://www.2525r.com/

爆発的に普及していったのは特にガソリンスタンド業界で、
車検の際に使う代車をレンタカーで配車させるという仕組みで、あっという間に広がっていった。


しかし、エンドユーザーにとっては格安価格がなんといっても魅力であるが、
肝心なのは高いフランチャイズ料。

格安価格を守りつつ、何とか独自展開出来ないだろうか・・・

という発想へ序々にシフトしつつある。

それが先般、ブログにも記載した、

■PBレンタカー(株式会社インターゾーン)
http://www.inter-zone.jp/rentacar/index.html

■マイレンタカープラン(株式会社データバンク)
http://www.databank-net.co.jp/service/rentacar/


である。

お客さんへの提供価格を抑えたまま、高いフランチャイズ料を払わず、高い利益を確保していく。

不況の中でのしたたかな企業努力が垣間見れる。