そもそも、
「格安レンタカー」とは何か?
今まで、レンタカー料金は不可侵な地帯であった。
いわゆるメーカー直径と言われる、日産レンタカーやトヨタレンタリース、マツダレンタカーなど、
新車を降ろしてレンタカーにするというのが通例。
車種数を揃え、新車の購買意欲を高める狙いもある。
そのため、6時間でおよそ6,000円〜8,000円程度の料金水準になってしまっていた・・・
そこに異論を唱えたのが、
ガソリンスタンド業界。
普段は店頭の車検の代車として、所有しているクルマを、
車検の繁忙期(2〜4月)以外のオフシーズンには、レンタカーとしてランニングさせ、
少しでも実入りを増やしていこうというのが狙い。
当初は、旗揚げしたフランチャイズも小規模であったが、
右肩上がりで急成長。
昨今に至っている。
肥大化したフランチャイズからさらに派生していったのが、
「独自ブランド(PB)」である。
フランチャイズ加盟料やなんやかんやで多額の出費を被るFC運営ではなく、
ネームバリューは落ちるが、より安価で収益性の高い独自ブランドで展開するガソリンスタンドが増えてきている。
いずれにせよ、
今後、より一層厳しい風当たりを見せるであろうガソリンスタンド業界。
私はガソリンスタンド業界のことを良くしらないが、
その懸念事項は誰にでもわかる事実であろう。
時代やトレンドと共にサービスを変化させ、
したたかに生きた企業のみが生き残れる時代である・・・