直近、1週間での為替市場、株式市場合わせて回復傾向にある。

先日発表された、世界各地の経済指標の結果を、経済の回復の兆しを見せ始めているという見方から、株高、円安が進んだ。

日経平均も11,000円台を記録、昨日も今年の最高値を更新した。
そういえば今年の1月〜2月に掛けても、一時、同じように世界経済の回復に期待し、
ドル/円も100円前後の水準まで回復したことがあった。

そして、たしか1月末から2月頭にかけて発表された失業率やGDP
アメリカの非農業部門雇用者数などの後退、または停滞を受け、さらなる円高に引き戻させた。

3月に入るとさらに円高は進行。

その後、90円を再び割り、ここ1週間程度で
88円台から93円台後半まで急激に回復してきている。


依然として、高い失業率ではあるが、雇用者数が伸びてきていることから数ヶ月のタイムラグはあるであろう。
しかし、この公表数値に対して、それほど期待していいのか疑心暗鬼にもなってくる。


平野博文官房長官
「中小企業にまだ停滞感」と言及した。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/support_smaller_companies/?1270094956