ガソリンスタンドを展開する三菱商事石油(東京都港区)とレンタカーのレンタス(神奈川県都筑区)、自動車リースの三菱オートリース(東京都港区)は24日、レンタスが全国のガソリンスタンドを拠点に運営するレンタカーフランチャイズチェーン(FC)事業「ニコニコレンタカー」で、今後3年間で約100台の電気自動車(EV)を導入すると発表した。導入するEVは三菱自動車のアイ・ミーブ。

 レンタカー業界では、二酸化炭素(CO2)を排出しないEV導入の機運が高まっているが、100台規模で商用化するのは初めてという。

 第1弾として、三菱商事石油が所有するスーパーステーション仲町台(横浜市都筑区)に、2台のアイ・ミーブを試験導入し、3時間当たり2525円で貸し出しを始めた。

 今後、アイ・ミーブの稼働データやユーザーの利用パターン、必要コストなどのデータを収集し、本格的に事業展開していく。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100325/bsa1003250504001-n1.htm