検索エンジンはランキングを決定するアルゴリズムにドメインの運用暦を見ていると言われています。
SEO用語でいうところの”Domain Age”(ドメイン・エイジ)の重要性です。
古ければそれだけで十分なのかと言うとそういうわけでもないのですが、古いことがプラスに働いていると思われる事例は数多くあります。
ドメインエイジを自力で稼ぐことは不可能ですから、期限切れして放置されたドメインを再取得したり、既存のドメインを購入したりして確立したドメインを手にする手法が存在します。
ただ運用暦も長くバックリンクもたっぷり付いているので期待して取得した歴史あるドメインがいざ蓋を開けてみたらサッパリだったりとか、とりあえず取っておくかと何の期待もせずに取得したドメインが予想外に強かったりととか、予測が難しいのが他人から譲り受けたりまたは再取得したりした場合の所有者が変わったドメインです。
Googleはドメインの所有者が変更になった場合、それまでのドメインの履歴をリセットすることがあるとたびたびコメントしています。
ただ、必ずゼロからのスタートにするわけではありません。
“reserve the right“(権利を確保している)というフレーズをよく使い、リセットするかどうかは自分たちがいつでも自由に決められるという含みを持たせています。
ドメイン所有者が変わった場合、どんな条件のもとで過去の資産がリセットされてしまうのでしょうか?
このブログでも関連した情報を何度も取り上げてきました。
http://www.suzukikenichi.com/blog/conditions-history-of-domain-name-is-reset/
・期限切れドメインは役に立たない
・期限切れドメインの資産を引き継ぐ方法
・グーグルがドメインの履歴をリセットする条件
・Whois 情報を変更すると順位が下がる
・ハイリスク・ハイリターンSEO – 中古ドメインの301リダイレクト
・Google は期限切れドメインのリンクを評価するのか – Danny Sullivanが語る
・Google、ドメイン登録情報を変更しても検索順位に影響なし
・今でも強い期限切れ中古ドメイン