リーダーシップは左脳と右脳に分かれる

【参考 ITメディアより】
大きな器のリーダーを目指そう
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1004/22/news025.html

本書は、リーダーシップは左脳的なものと右脳的なものに分けて説明します。左脳的リーダーシップとは、理解能力、説明能力、分析力、計画立案能力、行動力などで人を動かす力です。これらは、多くの会社で個人を評価する際の基準ともなっています。他方、右脳リーダーシップとは、笑顔がいい、明るい、さわやか、ぶれないなど、人間力や取り組み姿勢で人を動かす力です。

「あの人と一緒に働きたい」「あの人について行きたい」と思える人があなたの周りに何人かはいるでしょう。理由は、「あの人はさわやかだから」「あの人は面白い人だから」などです。ちなみに、これらは会社での個人評価の対象ではないことがほとんどです。右脳的リーダーシップとは、一言でいうと人間力というか人間的魅力という言葉が的確だと思います。

現実は人間力の高い人と低い人の差は歴然としてあります。それが高い経営者や上司であれば、部下はよく働き結果を出します。左脳と右脳両方が備わっているに越したことはありませんが、あえてどちらかというと、右脳リーダーシップに人は引かれます。自分がどちらのタイプに入るのか、もしくは両方兼ね備えているのかを考えてみていただきたいと思います。

真のリーダーシップを高めるには左脳的リーダーシップに加えて右脳リーダーシップを備えることが大切です。ただし、本書に紹介していることをすべて持ち合わせることはまったく必要はありません。できる人もさまざまなタイプがおり、リーダーシップも1つではないからです。自分が今持ち合わせているものを最大限活用して、優れたリーダーになりましょう。